IT 資産管理台帳 (Excel)
資産管理台帳 (CSVファイル) をダウンロードしてください。
- 必要に応じて、設置場所や管理責任者を追加してください。
- PC 資産情報の収集プログラムを使用することで、多くの情報を自動的に取得できます。
- Office や、通信ソフト等のアプリケーションの情報やライセンス情報、ライセンスキー等を追加してください。
- また、主要なソフトウェアのサポート終了日を管理することで、将来の更新計画の策定に役立ちます。
- CIS サポート終了ソフトウェアレポートリスト (英語)
PC 資産情報の収集プログラム itasset.exe
PC 資産情報を自動的に収集し、IT_Asset_Register_Collected.xlsx に収集したデーターを追加・保存するプログラムです。github からソースコードを入手するか、以下のダウンロードリンクから Zip ファイルを USB メモリにコピーして解凍してください。itasset.exe という実行形式のファイルが生成されます。
itasset.exe は USB メモリにコピーして実行することを前提にしています。itasset.exe を USB メモリから起動すると、以下のような画面が表示されます。[ ① 収集 ] をクリックすると、対象のコンピューターのコンピューター名、OS、メモリ等の情報を収集します。また、ファイル共有があれば、リスク評価を実行し危険度を表示します。

[ ① 収集 ] をクリックすると、以下のようにホスト名、OS、メモリ等の情報が自動的に収集されます。


[ ② CSV 追記 ] をクリックすると、USB メモリのルートフォルダーに [ UsbAssetCollector ] というフォルダーを自動作成し、そのフォルダーに [ IT_Asset_Register_Collected.csv ] を生成し、PC の資産情報を追記します。
itasset.exe のファイル共有リスクの評価
共有リスクの評価は、単なるアクセスコントロールの列挙ではなく、「ランサムウェアが侵入後に“横展開・暗号化”できるか?」という 攻撃者視点で評価しています。評価は 共有単位 → 端末単位に集約 され、最終的に CSV の 共有リスク 列に Critical / High / Mid / Low のいずれかが入ります。
ランサムウェアは、認証済みユーザーとして侵入、横展開できる SMB 共有を探索、書き込み可能な共有を暗号化、バックアップ・業務データを破壊するため、これらが可能かどうかを評価しています。評価対象となる情報は以下の通りです。
- 共有の存在
管理共有(ADMIN$, C$, IPC$)は 除外
通常の SMB ファイル共有のみ対象 - 共有アクセス許可(Share Permission)
「詳細な共有」→「アクセス許可」
例:
Everyone : フルコントロール
Authenticated Users : 変更
特定ユーザーのみ : 読み取り - NTFS ACL(セキュリティタブ)
実ファイルに対するアクセス権
Read / Write / Modify / FullControl
- Critical(致命的)
- 条件(代表例)
Everyone / Authenticated Users / Domain Users に Write / Modify / FullControl かつ、共有が有効 - 意味
侵入した一般ユーザー1人で全データ暗号化可能
- 条件(代表例)
- High(高リスク)
- 条件
特定グループ(例:Users, Staff, Developers)に Write、管理者限定ではない - 意味
感染端末がそのグループに属していれば暗号化可能
被害範囲は限定されるが実害は大
- 条件
- Mid(中リスク)
- 条件
書き込み可能なのは:
管理者、サービスアカウント
一般ユーザーは Read のみ - 意味
初期侵入だけでは暗号化不可
ただし 管理者資格情報を奪われたら危険
- 条件
- Low(低リスク)
- 条件
読み取り専用、または共有自体が無効 / 限定的 - 意味
ランサムウェアは「見るだけ」
暗号化・破壊は不可
- 条件
対応の考え方
- Critical / High 端末(即時対処)
SMB 共有の:
Everyone を削除する
Write 権限の棚卸しをおこない、極力、Read 専用化にする - Mid 端末
管理者資格情報の扱いを見直し、標準ユーザーでのアクセスに変更する - Low の端末
設計としては良好なため、定期監査を継続的に実施する
除外される共有
管理共有(ADMIN$, C$, IPC$)は管理者権限が必須なため除外しています。
